食べさせるって楽しみ、でも食材には注意が必要です
母乳やミルクだけを飲んできた赤ちゃんが成長し、離乳食を開始するとなると、ママもパパもその成長が嬉しくて色々なものを食べさせてあげたいと考えるものです。
離乳食は徐々に、少しずつ食べられるものを増やしていきますが、赤ちゃんに食べさせるには注意が必要な食べ物もあるので、理解しておくことが必要です。
アレルギーを起こしやすいなど、これから症状が出てくることもあるので、その点が特に重要です。
赤ちゃんのアレルギーの有無、わからないから注意が必要
赤ちゃんに食べさせる食材として注意が必要なのが、卵、乳製品、小麦などです。
卵は特に卵白に含まれているオボムコイドという物質がアレルギーを引き起こすことがあるので、最初は黄身から、だんだんと慣れてきたら卵白を少しだけあげて湿疹等が出ないかどうかを確認する必要があります。
牛乳などの乳製品にアレルギー反応を示す子も多いです。
母乳やミルクと同じような物でしょ?と思っているのは大間違いです。
牛乳やチーズを食べてアレルギーを起こすこともありますし、乳製品が含まれている食べ物を食べてアレルギーを起こすこともあります。
小麦は意外と思うかもしれませんが、結構アレルギーを持っている人がいます。
パン、パスタ、うどんなど多くの食品に含まれていて、パンはパン粥にしてあげることが多いですし、うどんもくたくたに煮込んで離乳食に利用する事が多いので、注意が必要です。
このほかにもさまざまな食材のアレルギーがあります
そば、大豆、ピーナツなども時に大きなアレルギーを引き起こします。
鮭やさばなどの魚介系にもアレルギー反応を起こすことが多いので注意が必要です。
アレルギーは湿疹が出てかゆがるだけのイメージをお持ちの方も多いのですが、アナフィラキシーショックという状態を引き起こすこともあります。
アレルギーを引き起こす特定の食品を食べたことで、呼吸困難になったり意識障害を引き起こし、対処が遅くなると死亡するケースもあります。
離乳食で初めて利用する食材はとにかく少量から、赤ちゃんの様子を見ながら与えていくようにしましょう。