赤ちゃんとの生活の悩みで一番多いのは夜泣きかも
赤ちゃんが生まれてからママは、それまでとは全く違う生活サイクルになります。
生後しばらくは3時間おきの授乳が必要となりますし、その間にもおむつ替えしなければならず、またおっぱいを飲んでからすんなり寝ない子も多いので、赤ちゃんの授乳に振り回されます。
睡眠時間が取れず辛い状況になりますが、これ以上に辛いと感じるのが、夜泣きです。
おっぱいをあげてもおむつを替えても全く寝ずに抱っこしても泣き止まないという状態はママを苦しめます。
おっぱいが足りていないとか、なにが苦しくて泣いているという状態とは別に、赤ちゃんが眠れずに泣いている状態を夜泣きといいます。
夜泣きを解消するには生活のリズムをうまくつける5つのポイントが決め手
夜泣きをなんとか解消したい、と思うママは、5つのポイントに沿って生活を変えてみて下さい。
【ポイント1】
ちょっと不安かもしれませんが、部屋を真っ暗にして深い睡眠ができるようにしてあげることです。
赤ちゃんは目の水晶体という部分が大人よりも澄んでいる状態なので、大人が思っているよりもずっと明るさを感じてしまいます。
豆球でも十分明るいくらいなのです。
【ポイント2】
朝、太陽の光がしっかり入る状態にしてリズムを付けることも重要です。
朝になったらしっかり目覚める、起きている時間なんだよという事を太陽の光で感じさせます。
【ポイント3】
生活リズムの大切さは昼間の過ごし方にも言えることで、昼はみんなが起きていてにぎやかで色々な音がある、という事を通常の生活の中で知らせて上げることも必要です。
逆に夜はみんなが寝ていて静かなんだよという生活にすると、夜は眠る時間というリズムができてきます。
【ポイント4】
赤ちゃんも視力がしっかりしてくるとテレビを見つめるようになりますが、夜寝る前の時間帯はテレビを見せないようにした方がいいのです。
興奮状態のまま眠りについてもすぐ起きてしまいます。
テレビなどの刺激を寝る前に与えないという事も重要です。
【ポイント5】
そして最後にお風呂による生活リズムのポイントです。
昼間入れるというお母さんもいますが、できれば、夜8時くらいにお風呂に入れて、上がって落ち着いたらミルクを飲ませてお布団にいざなう、という生活を毎日継続すると、お風呂に上がってミルク、そして寝るという習慣がつきます。
生活のリズムをよくすると少しずつ夜泣きが良くなっていくはず
朝明るくなったら起きて、夜暗くなったら眠る、昼間と夜の区別をしっかりつけて、お風呂でリズムよく生活習慣をつけていけば、赤ちゃんも自然とそのリズムを体で感じ、夜泣きも少なくなっていきます。
いきなり始まる事もある夜泣きは、ママたちを苦しめますが、リズム良く生活してもよくならない、体に別段異常はない、という事なら、「この子はこういう子」「泣きたいんだな」と心をリラックスさせて優しく抱っこしてあげましょう。
大きくなるまで夜泣きをしている子はいません。