赤ちゃんが産まれて、いよいよ本格的な育児が始まる。
子育てをしているとよく使うものの一つにタオルがあります。
ハンカチタオル、バスタオル、おくるみにも使えるタイプのタオルなどが赤ちゃんによく使うタオルだと思います。
その際にママやパパが普段使っているタオルを赤ちゃんにも使っていないでしょうか?
ママやパパが普段から赤ちゃんにも使えるようなタオルを使っているなら別ですが、
そうでない場合は赤ちゃんに使うタオルは分けてあげることをおすすめします。
赤ちゃんの敏感で繊細なお肌に合ったタオルを選ぶ際の基準となるものをご紹介します。
エコテックス規格100で選ぶ
繊維製品の国際規格として、エコテックス規格100というものがあります。
製品分類はⅠ~Ⅳまでの4つに分かれていて、
製品分類の内容は
Ⅰ:3歳以下の乳児や幼児向けの繊維製品
Ⅱ:下着などの素肌に密着した状態で使う繊維製品
Ⅲ:アウターなどの素肌に密着しない状態で使う繊維製品
Ⅳ:インテリア用品
つまり、数字が小さい程、皮膚への接触性が大きくなります。
タオル選びの際にエコテックス規格100のクラス1の認証を受けた製品であるかどうかは安全面での安心につながるのではないでしょうか?
オーガニックコットンかどうかで選ぶ
今やいたるところで言われているオーガニック製品ですが、
オーガニックの意味は「有機栽培の」という意味です。
オーガニックコットンの場合は、3年以上の期間、農薬や化学肥料を使用しない畑で有機栽培された綿花のことを指します。
オーガニックコットンを用いて、可能な限り化学薬品を排除して作られたタオルは、
やさしい肌触りはもちろん、デリケートな赤ちゃんの肌や敏感肌の方におすすめです。
肌触りで選ぶ
肌触りはある意味タオル選びの肝ではないでしょうか?
いくら安全性が高く、素材に安心できても使っていて気持ち良くないタオルは良くありません。
ふんわりしていて、お肌への刺激が少ないタオルであることが重要です。
特に赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄いので、ちょっとした摩擦がお肌への負担となります。
赤ちゃんのデリケートなお肌にもやさしく使える肌触りの良いタオルを選ぶことが重要です。
吸水性や速乾性で選ぶ
タオルの使用目的とも言える吸水。
なかなか水を吸ってくれないタオルはストレスになりますね。
触れただけでサッと水を吸水してくれるような吸水性の高いタオルがおすすめです。
ループの形状をしたパイルとループの先端をカットしたカットパイルのものでは、
パイル地のタオルの方が吸水性に優れているようです。
タオルで水分を拭き取ったあと、いつまでもタオルが濡れているのは、気持ち良くありませんし、
雑菌が繁殖しやすくなるなど衛生面的にも良くありません。
早く乾く速乾性の高いタオルであることも大切です。
赤ちゃん用でガーゼ生地が好まれる理由として、吸水性が高く速乾性に優れているということがあるようです
優先順位は肌触りと安全性
他にも選び方の基準は色々と考えられますが、
赤ちゃんのお肌はとても繊細であるということから、まずは負担を掛けないようにすることが大切です。
そのため、肌触りの良いものであり、かつ赤ちゃんにも安心して使えるかどうかを最優先にし、素材への信頼、吸水性や速乾性などを踏まえてタオル選びをされてみてはいかがでしょうか?