赤ちゃんはなぜあせもができやすい?
赤ちゃんはけっこう肌トラブルが多く、あせもを始めとする乳児湿疹が悪化する等、ジクジクしてなかなか治らないという事も多いです。
どうして赤ちゃんはあせもなどの肌トラブルが多いのかというと、大人と同じ汗腺をあの小さい体に持っているからです。
とても小さな体なのに、すでに汗腺の数は大人と一緒です。
そのため、あせもができてしまう確率も高くなるのが当然です。
大人は汗をかけば気持ちが悪いからと即、着替えることもできますが、赤ちゃんはお世話する人が気がついてあげない限り、着替えることもできません。
あせもが悪化してしまうリスクも高いのです。
あせもなどの乳児湿疹を治すためにどんなことが必要なのか
あせもは汗をかいたままにしておくことでできやすくなります。基本的に乳児湿疹はお肌が不衛生であることが原因となることが多いのです。
あせもの予防には汗をかいたらこまめに着替えさせる、下着は汗をよく吸ってくれる木綿製のものや通気性のある物、速乾性がある素材にする、おむつ交換をこまめに行う、着替える時には下着まで全部着替えさせる等が予防措置となります。
お肌の乾燥や不衛生が乳児湿疹へとつながることがほとんどですが、ママの母乳によって起こることもあるようです。
ママの食べ物が母乳に直結していることで、脂分が多かったり糖分が多かったりなど栄養素の偏りが、母乳を飲んでいる赤ちゃんに影響しやすくなりますので、ママの食べ物を見直すという事が大切になります。
ママの食べ物は赤ちゃんの母乳にそのまま影響します
カレーを食べた日に出たミルクがちょっと黄色のような感じで、臭いがスパイスだった、その日、母乳を飲む量が少ないような気がしたというママがいましたが、それはちょっと極端だとしても、母乳にはママが摂取した食べ物の栄養素が影響してくると考えておく必要があります。
乳児湿疹がある場合、ママの食事を野菜中心に、大豆などの栄養価の高い物をバランスよく食べ、チョコレートなど糖分が高い物や、脂分がとても多い食事を避けるようにすると、母乳が原因の乳児湿疹は改善しますし、予防措置ともなります。