この子、言葉を発しないけど大丈夫?
赤ちゃんがだんだんと言葉を覚えていって、最初に発した言葉ってママもパパも強く印象に残っていると思います。
今ママっていった、と言えば、パパって言ってほしかったなんて言うパパもいますし、まったく違う言葉を発し、最初はママだと思ったのに・・なんてその成長を喜びながらも悔しい思いをしたりするものです。
親というのは子供の成長に一喜一憂し、特に、聞こえているか、話ができるか、目が見ているか、ということに関してはより強く心配するものです。
言葉を発するのは個人差があります
言葉は理解しているようだけれど、どうしてうちの子、ほかの子みたいにママとかパパとかはっきりわかる単語を話さないんだろう?と不安になるママもいます。
1歳半検診の際、言葉を理解している受け答えできるなどを確認しますが、ここでは話ができなくても、相槌を打つだけで正常な成長を遂げているということがわかります。
生活環境が大きく左右するということもあるのです。
例えばパパの帰宅がいつも遅く、核家族でおじいちゃんやおばあちゃんが身近にいない生活を送っている場合、ママが誰かと話をするという機会が少なくなります。
こうした環境の場合、受け答えしなくてもママがわかってくれるから、話をする必要がないと思う子もいます。
話し始めると止まらないくらいに話し出す
ずっと言葉をはっきり話すことがなく、この子、何か異常があるんじゃないか?と思っていた矢先、親戚の家にいく用事があり、多くの人たちに囲まれる経験をしたら、いきなりぺらぺらと話をしたという子もいます。
話をするきっかけがないだけで、話をする準備はすでに出来上がっているという子も少なくないのです。
上のお子さんがいると下のお子さんはびっくりするくらい話をするのが早いですし、男の子よりも女の子の方が雄弁です。
もし3歳を過ぎても言葉を発しない、相槌も鈍いなど心配がある場合は、医師に相談してみるといいですよ。