赤ちゃんの手が冷たいと寒い?と思ってしまいますが・・
赤ちゃんの手が冷たいと体温調節ができない時期なので、部屋の温度が低い?何か着せた方がいい?温めた方がいい?と思ってしまいます。
おじいちゃんやおばあちゃんは冷えていると手袋や靴下をはかせようとします。
でも医師に聞いてみると、何もしなくてもいいんだよといいます。
なぜ赤ちゃんの手は冷たくなるのでしょうか。
赤ちゃんは体温調節できないため、室温にも寝具にも衣類にも影響されます
赤ちゃんは体温調節を担っている自律神経の発達が未熟な状態です。
大人のように寒いから体温を放出しないようにしようとか、ぶるっと体を揺らして体温をあげようとするなど、自分で体温を調節する事ができません。
そのため、室温が低ければその分手が冷たくなりますし、衣類が多すぎれば手が暑くなったりします。
室温にも衣服にも寝具にも影響されてしまうのが赤ちゃんの体温なんです。
では赤ちゃんの手が冷たいと感じる時心配はないのでしょうか。
医師に聞いてみると、多くが問題ないと言いますが、手が冷たいと寒いのではないかと心配になってしまいます。
手足がセンサーなので冷たくても熱を発散していう場合があります
赤ちゃんは手足が体温調節のセンサーとなっています。
手は洋服に包まれているという事がないので、手が冷たいのは室温が低いという事もあると思いますが、体温が上昇すると手から熱を放出し、調節しているという事もあるので、手足が冷たくても問題ない場合が多いのです。
ただ確認してほしいことがあります。
体が冷たくなっていないか、おなかが冷えていないかという事を確認してください。
体が冷たい時には体温そのものが室温に応じて下がっていることが考えられます。
この時には室内の温度を調節してあげてください。
それ以外は、手足が冷たくても問題ありません。
外気に手足が刺激されることは脳にも刺激が行くことになり、脳の成長を促すことにもなるので、手足を覆わず、素足のままでいる方がいいのです。