母乳が出にくいママにとってはうらやましい話、「母乳が出過ぎる」という問題
母乳がなかなか出ず、赤ちゃんに何度も吸ってもらったり、お乳のマッサージをしてくれる方にひどく痛いマッサージを受けたり、母乳が出にくいママにとって母乳が出過ぎて困るなんて言う人はうらやましくて仕方がない存在でしょう。
結局母乳が出なくて、ミルクになってしまうと、母親失格なんて思い込み、落ち込むママもいるくらいです。
母乳は栄養が高く、免疫をたくさん赤ちゃんに届けます。
ミルクのようにミルク代がかかる事もなく経済的で、寝ていてもすっとおっぱいをあげられる、外出先でもミルクを用意しなくてもいいなど、母乳育児ができないママたちにとっては本当にうらやましいのです。
でも、母乳が出過ぎてしまい、どうしようもないという深刻な悩みを持っているママもいます。
痛い、乳腺炎などのトラブルが多い、出過ぎで赤ちゃんが飲めない
母乳が出過ぎるとは実に贅沢な悩みだと感じるママも多いのですが、母乳が出過ぎるというのは決していいことばかりではないのです。
母乳がどんどん出るといことは、乳房が常に張っている状態ですから、かなり痛いです。
母乳が入線でつまり中で腐ってしまうという事もあり、乳腺炎になりやすいということも頭の痛いところですし、赤ちゃんに母乳をあげている間は質の高い食事が求められ、好きな物、趣向品は極力避けることが必要となるのでストレスもかなりのものです。
余りにも母乳が出過ぎると赤ちゃんはうまく飲めずにキーキーと怒り出す子もいるくらいです。
母乳が出過ぎる人は断乳も大変
母乳が出過ぎる人は断乳するにも大変です。
おっぱいがはり十分すぎるくらいの母乳が出ているので、赤ちゃんはドンドン吸って栄養を補給します。
余った分は搾乳などしておっぱいを空にすることが必要となりますが、断乳する際にはこの張った痛いおっぱいを我慢して間隔をあけていくことが必要です。
通常断乳は赤ちゃんがおっぱいを飲まないようにしていくことが必要なのですが、母乳が出過ぎるママはあまりの痛さに赤ちゃんに吸ってもらわないといられないという事もあるのです。
痛いおっぱいを冷やしながら断乳するというのも本当に辛い事なのです。