母乳は栄養満点、でも成長していく過程で赤ちゃんはいつか卒乳します
母乳は免疫物質を多く含み、赤ちゃんの成長をしっかり支える総合栄養食的な存在です。
栄養素をたっぷり含んだ母乳を飲み大きく成長していく赤ちゃんですが、少しずつ離乳食が始まりやがて、卒乳を迎えます。
ママにとって、お子さんがおっぱいに執着すればするほど、卒乳出来るのかな、断乳出来るのかなと不安になります。
なかなか執着の強い子で、卒乳出来ずにずるずると時間が過ぎると、ママはどうやってやめればいいのだろうと悩みますし、赤ちゃんの成長にも影響を及ぼすのではないかと心配になります。
本当に卒乳が必要になるのはいつか
生後半年くらいまでは母乳やミルクが赤ちゃんの栄養源です。
でも離乳食の練習が並行して行われるようになり、離乳食が1日2回食、3回食となっていくと、ミルクや母乳を飲むという行為から、食べ物を食べるという習慣がついてきます。
栄養が離乳食からしっかりとれるようになっても、おっぱいはママとの大切なコミュニケーションであり、赤ちゃんにとってママの愛情を強く感じる事ができる、安心の行動でもあります。
執着が強いお子さんだと、なにをしてもおっぱいを求めてきて、ママも悩むと思いますし、周りの人たちに断乳する時期じゃない?まだおっぱい飲ませているの?なんていわれるととても心配になってきます。
人それぞれに考え方が違うというのも困りもの
よく1歳を過ぎると自我が出てきて、おっぱいに対しての執着心も強くなるので1歳になる前に卒乳が必要という人もいます。
でもおっぱいをあげることをしなくなったら、不安になったのが夜眠らなくなったという赤ちゃんもいますし、お母さんの働く都合で、無理やり断乳したというケースもあります。
人それぞれ、家庭それぞれで卒乳させるべき時期が違ってきますし、お母さんの卒乳に対する気持ちもあるでしょう。
ママの都合や赤ちゃんの様子をよく確認しながら、自分なりに卒乳の時期を考えればいいのではないかと思います。