赤ちゃんが誤飲、そんな時焦らず対応する事が必要です
赤ちゃんが何かを誤飲した!!となるとママはびっくりしてしまい何をしたらいいのかおろおろしてしまう方も多いと思いますが、こんな時こそ、しっかり対応する事が大切です。
食べ物以外のものを飲みこんでしまった場合を誤飲といいます。
小さいお子さんに多く、ちょっと目を離したすきに洗剤などの家庭用品やボタン、硬貨、タバコなどを飲みこんでしまった場合、飲みこんだものの種類で対応が違ってきますのでまずは落ち着くこと、そしてとりあえず口の中を確認してみて下さい。
いきなり口をこじ開けようとしたり、大きな声を出すと赤ちゃんがびっくりしてしまい、気管内に吸い込んでしまう恐れもあるので「あーん」して等声をかけ、口の中にものが残っている場合、そっと取り出します。
飲み込んでしまったら何を飲んだかによって対処が違います
少しの量であれば心配ないものとしては、化粧品やせっけん、用紙、クレヨンや粘土、絵の具などがあります。
少しの量なら様子を見てもいい物ですが、もしも様子がおかしいと思った場合は、すぐに医療機関を受診してください。
もし吐かせる場合には子供の頭を低く保ち、喉の奥に爪などで傷つけないように指を入れて舌を押し下げるようにします。
窒息する危険性が高い物、肺や食道を傷つける恐れのあるものは吐かせることをせず、そのまま医療機関に急ぎ受診します。
こんな時には吐かせると危険、若しくは救急車の要請が必要
例えば、漂白剤やカビとりの薬剤などの場合や、画鋲、ガラス、ホチキスの針などは危険性が高い物なので吐かせることなく医療機関を受診し医師に対応してもらう事が必要です。
薬剤などの場合、対応の仕方が違うので素人判断で吐かせる等の措置を絶対に行わないことが必要です。
意識がなくなった、痙攣を起こしているという場合や、誤飲したものが石油や除光液などの緊急性が高い物の場合、救急車を呼ぶことが必要です。
誤飲でそれほど心配がない物でも、不安が残る場合、日本中毒情報センターというところがありますので、連絡してみるといいでしょう。