熱がある赤ちゃんにはまず冷静に対応を
赤ちゃんが初めて熱を出したとなると家族中が大騒ぎになるなんてこともあります。
核家族ではなく大家族で暮らしていると、赤ちゃんの病気は家族の大問題、でも、ママは冷静な対応が求められます。
赤ちゃんの場合、熱がかなり高熱にならないと熱がある事に気が付かないとも言われます。
ただ、授乳中に体が熱い、という事で気が付くママも多いようです。
高熱になると赤ちゃんはぐったりしてしまいます。
どうしようと焦る気持ちがあるのは当然ですが、まずはママが冷静にお子さんの様子を観察することが肝心です。
発熱以外に症状があるかどうかをしっかり確認する
発熱以外に何か症状がありませんか?
例えば嘔吐するとか、呼吸がとても苦しそう、表情がなく元気がない、目が充血している、赤い発疹などがある、こうした発熱の他の症状が見られるかどうかしっかり確認しましょう。
またおむつの中も確認してください。
水様便だったりおしっこがあまり出ていないとなると脱水なども考えられますので、この場合、急ぎで病院に連絡し診察を受けるようにしましょう。
痙攣を起こした場合、痙攣の長さがどのくらいなのか時計を確認してください。
痙攣が数秒ではなく、長い時間継続し止まらないという場合緊急性がありますので救急車を呼びます。
月齢によって熱の対処は違います
生後間もない頃に高熱が出るという事は稀です。
この時期に高熱が出た場合、抵抗力がない状態なので危険です。
特に39度などの高熱が出ている時にはあっという間に脱水し体力が奪われてしまうので、すぐに病院へ行きましょう。
3ヶ月くらいになると少し抵抗力が出てきます。
新生児ほど心配はないかしれませんが、発熱して熱が下がらす38度以上の熱が8時間以上継続している場合、寝てばかりで元気がなく、顔色も悪い感じという事なら、病院にすぐ連れて行き医師に診てもらいましょう。
月齢に寄らず、高熱と共に他の症状がある場合には、病院で診てもらう事が必須です。